話半分で聞いてください

口ベタによる一生懸命

パパが買ってくれたものだから

今週のお題「愛用しているもの」

昔から、古くなったから買い替えようだとか、話題の品を買ってみようだとか、そういう感覚に乏しい。それゆえ家には物が少ない。服も少ない。そしてそれらは、まだ使えるからこのままでいいという物ばかりで、下手すると5年選手、10年選手のものも多い。

特に古いのは学生時代に親に買ってもらったもの。扱いは乱雑なので、大切に使っているかというと胸を張って「イエス」とは言えないが。

例えば20歳の誕生日にプレゼントしてもらった革のライダースジャケットは今でも現役で着用している。そう高いわけでもないし、有名なブランドのものというわけでは決してないのだが、形や柔らかさが気に入っている。そして何より「パパが買ってくれたものだから」という気持ちが働いて、なかなか買い換える気になれない。

そういえば母親にもそんなところがある。彼女はいつ購入したのか分からないくらい年季の入ったCDラジカセで、毎日ラジオを聴いている。私が「そろそろ新しいのにしたら」と言うと、「使いやすいし、パパが買ってくれたものだから」と嬉しそうに断ったことがあった。



数こそ少ないけれど、私はそういうものに囲まれている。きっと、最近手に入れたあれやこれも、今後そういう付き合いになるのだろう。